批判すること、されることを厭わない

2020年8月15日は戦後75年ということもあって、本棚にあった池上さんの著書『なぜ、世界から戦争が亡くならないのか』(2016年)を手にとって読んだ。

読みやすく、20分くらいで読了できた。

以下は読みながらメモしたこと。

  • 宗教、民族の違い、経済的格差の複雑な要素が絡み合い戦争へ
  • 戦争はビッグビジネス、軍需産業、軍産複合体
  • リーダーの言葉「平和のため、自由のため、国を守るため」という目的が掲げられ、戦争するしかないという流れが起きると、誰も止められなくなる
    異議を唱えると「非国民」、「空気を読まない」
  • 大衆迎合で戦争賛美路線に変えた新聞
    日中戦争の開始をA新聞は批判したが不買運動により方針転換
  • 勝手な思想を他人や他国に押し付けようとする勢力により戦争は起こる
    メディアによって事実が歪められると戦争について正しく認識できなくなる
    受け手の気分が良くなるようにという報道は、現実を見失わせる

感想

戦争がなくならないのは、

世界、人々、生活は、多様で(思想、宗教、経済)

人間は、生きるために、良くも悪くも、他者へその多様性を押し付け(軍需産業、ビジネス、メデイア)


その営みは利益が生まれるから

だとしたら現代から戦争を無くすのは非常に困難では

現代は多様性を尊重することを是としていて、

個別化がすすむ 

強権利益追求な時代・・・『華氏119』は強烈でした

だから
批判をする、されることに慣れることを訓練していく

気分良くなることに踊らされない

今のコロナ情勢もこれ
 大衆迎合視聴率優先のメディアに踊らされず
 情報源を複数持ち、他眼思考もとに、すべきことをしていたい

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