追及したい効果的なスーパービジョン
今年の担当SV時にはこれまでに感じなかった課題に気づくこととなった。
強い感情にも向き合うことになった。
これまで支持的な機能を意識してきた(自身の経験上最も記憶に残る)がパターナリズムな時、他の対応がベターだったと反省することがあり、レパートリーを増やしたいと考えていた。
支えられる体験を言語化して自覚した人が、人を支えられる、という考え方に固執していたのか。
・バイジーとのスーパービジョン関係の形成
これがなくては始まらないが、なかなか難しい。立場・距離感・優先事項の高い機能を勘案し、できるだけ率直に思っていることを言ってもらいやすい関係を維持していく。
関係の形成は一朝一夕にしてならずで、関係性を見誤って一方的に指導しようとすれば 、バイジーからの不信感のもとになる。特にグループスーパービジョン等での個への指摘には注意が必要だ。
やはりまずはバイジーの思いを聴く、題材について十分に聴き、題材を共有してからほぐし、目指す方向を確認し、具体的な課題と達成方法を一緒に考えるということが必要
・バイジーが悩んでいること、困っていることを具体的に言葉にすることができる
バイジーが自ら気づけるよう引き出すのが第一だけれど、時間や環境上の制約によってはバイザーが言語化し要約する。さらに図示し、バイジーの視点を客観的に確認する。
可能であれば、相談者本人の身近なものごとの例えからその問題構造と解決例を説明する、ことができるよう指導する。
・バイジーの環境の把握と働きかけ
ここではバイジーの環境、特に人的資源と連携関係が築くことがバイザーの必要条件だ。これなしにバイジーのことを理解することはできない
備忘を兼ね。
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